5月16日、私は立川支部の租税教育委員会に所属しており、小学校、中学校、高校、専門学校などから租税教育の依頼を受け、税理士会が講師(税理士)を派遣して租税教育を行っています。
講師としての知識等をブラッシュアップするため1年に1回研修を受けることになっています。
今年はグループディスカッションを行い、「税を一言で表現すると・・・」というテーマでした。
私たちは税金を「未来の種まき」と例え、子どもたちが成長し大人になった時に日本がより過ごしやすい国であるよう、自分たちの力で住みよい日本にするよう「種をまき、育てていくためのもの」と表現しました。
税金と聞くと、「取られるもの」「義務」というマイナスのイメージが大きいのですが、警察や消防、病院、道路、ダムなど、多くの公共サービスが税金で成り立っていて、これらは私たちの生活の質の向上になくてはならないものです。
税金の種類は消費税、所得税、法人税、相続税などたくさんの税目があり徴収方法や対象者が異なっています。
それらの細かいルールを決めるのは選挙で選ばれた国会議員であり、選挙権がある人には自分たちの意見を伝えてもらう代表者を選ぶ権利があります。
ですので、国の運営に参加していないようで、実は皆さんの意見をきちんと伝え国をよりよくするためには選挙はとても重要なものなのです。
上記のようなことを租税教育では教えています。
皆さんも自分が住むこの日本をよりよくするために税金のことをほんの少しでいいので考えてみませんか?
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